CD
発売から2年近くが経とうとしているのですが、やっぱりこれは紹介しておかないとむず痒いのです。 極私的名盤にしておくのがもったいないので、もっと広まって沢山の方に楽しんで欲しいなあという気持ちから記事にします。 アダム・ショーンバーグは現代アメ…
僕の物語明けましておめでとうございます。立春も過ぎ暦の上では春だというのに、この挨拶。少々情けないものがありますが、またこうしてブログを更新することができて、個人的にはやったぜという気持ちであります。このブログを心待ちにしている奇特な方(い…
皆様いかがお過ごしですか。だんだんと涼しさが増してきて過ごしやすい秋から冬並行しようとするそんな季節ですね。早くもインフルエンザが流行しているということなので、必要な方は早めの対処をされると良いかもしれませんね。 新しいシリーズを立ち上げま…
暫く忙しくしていた為に更新が滞っていました。お久しぶりです。すっかり秋めいてきて、朝晩は肌寒さを感じるこの頃です。肌寒さを感じると僕はギターの音が聴きたくなります。ギターの弦の振動をボディが増幅して作り出される豊かな音を聴くと温かい気持ち…
こんにちは。初夏というのに毎日真夏のような暑さが続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。僕はといえば、新しいスピーカーを導入してからというもの、過去に聴き飽きて放っておいた盤まで聴きなおすほど、音楽鑑賞に浸っています。さて、このブログ…
お久しぶりです。四か月ぶりになりますか、月日が経つのは早いものですね。UE900を購入した記事をUPしてから何をしていたかと言えば、しっかりしたDAPが欲しくなり、ASTELL&KERNのAK100を中古で購入したり、母が自分の部屋にスピーカーを置きたいというので…
だいぶお久しぶりになりました。忙しさにかまけて更新が滞っていたのですが、それなりにやっています。ハード類で欲しいものが少なくなり、後はもうMC昇圧トランスくらいかなというところです。アクセサリー類で言えば、スピーカーケーブルを切り売りから完…
よい音とかよい録音とはどんなものでしょうか。人によっては息をのむような美しい音かもしれませんし、聴いていてとてもくつろげるような自然な音かもしれません。我々は主観的に、あるいは相対的に過去の音楽的体験から、これはいい録音だと決めているわけ…
音の美しさに酔いました。 2003年に録音されたこの作品は、プラハ出身のベーシスト、ジョージ・ムラーツの協力を得て、木住野佳子がストリングスカルテットと12人編成のストリングセクションを、自らのアレンジで使い分けながら、おそらくはムラーツの紹介だ…
急に寒さが本格化し、晩秋という季節がなかったかのような2012年の冬ですが、今年もあと半月、クリスマスももうじきです。僕も多くの日本人に漏れず、無宗教的多宗教を地で行くので、クリスマスを楽しめるときは楽しみます。街を歩いてワムやマライアのあの…
タイトルにある通り、今回の第六回で一応の最終回となります。ノラ・ジョーンズというとオーディオマニアのみならず、音楽好きの方ならだれでも知っている存在だと思います。このCOME AWAY WITH MEがはたして優秀録音か意見が分かれるところですが、個人的に…
音楽好きの人よりもオーディオマニアの方がその名を知られているのではないかと一部で囁かれる人、ジャシンタ。シンガポール等で活躍するジャズヴォーカリスト。一時のちょっとしたXRCDリバイバルに乗っかって入手したのはHERE'S TO BEN。ベン・ウェブスター…
前回のvol.3からだいぶ時間が空いてしまってマラソンでもなんでもない連続ものになってしまった。マイルスのマラソンセッションにあやかって、サクッと四枚紹介して終わるはずが、このありさまでは僕自身が納得いかないということで、他の記事も交えつつ、も…
第三回を書き始めるにあたって、僕は少々困ったことになったと思った。それはアル・シュミットがレコーディングやミキシングに、あるいはその両方に関わった作品が多すぎるからだ。定番には定番なりの理由がある。まず絶対的に音が良いことと、なにがしかの…
第二回はジェニファー・ウォーンズのハンター。この作品、オーディオマニアならよく知られたアルバムだ。評論家氏がいまだに(失礼)レファレンスにしていることからもその知名度がよくわかる。もっとも、極論を言えば耳に馴染んだものならば、何でもレファレ…
オーディオマニアのレファレンスソフトや、メーカー、ショップの試聴会のデモでよく使われるのが女性ヴォーカルというジャンル。たいていはJAZZ系の流れを汲むものが多いのだが、純然たるPOPSもなくはない。そういう、マニアならもっている確率の高い女性ヴ…
1月の半ばから注文していたブツがようやく届いた。それを待っていたというわけではないのだが、どうしても自分で試し、結果がどうあれここに書きたいと思っていたCDがあった。Hodie Advent to Christmas Dayというタイトルでウースター大聖堂室内合唱団(Worc…
師走に入り、年の瀬ももうじきというこの季節。懐も寒いが心も寒いのが例年の流れなのだが、今年は少し違う。懐は相変わらず心許なく寒々しいのである。しかし気持ちは暖かく、いや、熱くハートに火をつけてくれたものがあってオーディオ熱だけは一向に冷め…
数年来の友人は日本の女性ヴォーカルものが好きでよく聴いている。それならばとJAZZヴォーカルものを薦めてみるのだが、一向に首を縦に振らない。その友人によれば声が力強すぎて駄目なのだそうである。要はごついのだ。僕はそこで一寸、なるほどなと納得し…
オーディオシステムには基礎体力があると思っている。リニアリティやトランジェント特性がそれに当たると僕は勝手に決めつけているのだが、どんな音にもついていける体力、これはどんなジャンルの音楽を聴いてもきっと求められる要素だと思うのだ。それをみ…
オーディオシステムとリスナーの関係はプレイヤーと聴衆にほぼイコールだと思っている。それはオーディオを演奏家とみなすものではなくライヴ会場に迷い込んだのではないかと錯覚するほどに熱中する体験をStill Liveで味わったからだ。自分のやっていること…
オーディオをやる、とは変化を楽しむことだと僕は思っている。機器の入れ替え、アクセサリーの付与なども変化を求めての行動だ。それは音楽そのものに対してもそうだ。レコードやCDが提供する音楽は変わらないが、音楽は聴き手の精神状態や音楽体験によって…