Bedroom Audio Style

寝室で、気負わずに良い音と気持ちの良い住環境を求めていくトコロです。

オーディオラックTAOC(タオック) MSMKⅡを組み込みました

早いもので、もう初夏ですね。アンプの熱が四畳半に篭る季節になってきました。暫くのご無沙汰です。更新してない間に色々とシステムに変更がありました。大きなものといえばTAOCのオーディオラックを入れたことでしょうか。

ラックはいままでニトリのテレビ台を棚板を外して二個使いしていたのですが、流石にどうもなあという気分になり、オーディオラックを検討していたのでした。当初はクアドラスパイアのQAVMを考えていたのですが、実機を見ることができず、Q4Dを触ってみたところ、かなりやわな造りでいまいちピンときませんでした。うまく振動を逃がしてくれるという話ですが、どちらかというとリジッド派の僕としてはもう少しがっしりした造りで似たようなものがないか探していたわけです。

大型家電量販店で展示されていたラックを触ってみたところ鳴きが少なそうでしっかりした造りのものはサウンドマジックのラックとTAOCでした。サウンドマジックは価格のわりにしっかりとしていましたが、求める最下段の高さが足りず、泣く泣く候補から外しました。懐に優しいのはサウンドマジックでしたが、長く使うものに妥協は禁物と考え、TAOCのMSMKⅡにしました。

MSMKⅡはクアドラスパイアの様な木の質感と剛性感が両立していました。これぞ僕の求めていたラックと思いつつも、ラックにこの値段は痛いなというのが正直なところでした。

届いたMSMKⅡを一人で組み立てましたが、できるなら二人いたほうが良いですね。ラックを組み立て、設置したときに気づいたのですが、ラックを入れたことで部屋の響きがかなりライヴに変わりました。僕の部屋は和室なのでデッドな傾向にあるのですが、これは驚きでした。やはりこれだけの重量物を入れると変化は大きいですね。

設置してみて特にがたつきもなく組みあがったのでほっとしました。それからは音源をとっかえひっかえ聴いていたのですが、印象としては付帯音が減って音に芯が出た様な気がします。音の立ち上がりが速くなって、響きは綺麗に残るのがわかるというような音の出方がしました。

これからラックを検討される方に言えることがあるとすれば、機器は入れ替えてもラックはそう簡単には入れ替えないと思います。そういう意味で妥協はしないほうが良いと考えます。実機に触れる機会がありましたらぜひ見て触って欲しいですね。