Bedroom Audio Style

寝室で、気負わずに良い音と気持ちの良い住環境を求めていくトコロです。

セルフパワーのUSBハブを利用してUSBオーディオの音質アップを狙う

USB-DACやヘッドホンアンプ複合機が幾多のメーカーから発売されている現在、電源供給をUSBのバスパワーに頼った機器も多く存在しているようです。しかし、オーディオは電源が重要なのは自明のことで、何も僕が力説しなくても皆さんならとっくに気づかれていることと思われます。そこで簡単な実験(というほどの物でもありませんが)をしてみました。手頃なセルフバス共用のUSBハブを購入して、USBハブを噛ませた方がいい音がするのかそうでないのか聴き比べてみました。


購入したのはiBUFFALOのBSH4AE06BKという4ポートタイプで、選んだ基準はマグネット等がついていないこと=シンプルなものでした。接続方式から、高音質といわれるUSBケーブルも使用できるので、欲しくなった時に付け替えられるのもメリットの一つです。さっそく試聴開始、PCに取り込んだ音源をfoobar2000でプレイ。ヘッドホン環境はUSB-DACとヘッドホンアンプ複合機のLXU-OT2でAKGのK240sをドライヴ。スピーカー環境はTBのW3-593SGを入れた自作バスレフをLXA-OT3で鳴らします。ヘッドホン環境を用意したのは自作バスレフが8cmのため、低域のチェックができないと判断したためです。

早速USBハブのドライバーをインストールして実験開始。ヘッドホンで聴く低域がややぼわついていたものが、強靭に引き締まった低域に変貌しました。これは驚きです。聴感上でここまで顕著に表れるとは思いませんでした。引き締まったといっても量感は十分にありますし、線の太さも変わらないくらいです。そしてノイズがかなり減ったようにも感じました。高域の切れ込みがよくなりクリアに抜けるような印象を受けました。セルフパワーのUSBハブは我が家では外せない‘オーディオ’機器になりました。