Bedroom Audio Style

寝室で、気負わずに良い音と気持ちの良い住環境を求めていくトコロです。

ESOTERIC K-05導入しました。(6/20加筆)

長らく時間が空いてしまいましたが、皆様お元気でしょうか。梅雨入りしたというのに今のところ空梅雨で、晴れた日が続いていますね。オーディオをやるには段々暑くなってきました。本格的に暑くなる前にじっくり楽しみたいですね。

今日は大きなニュースといいますか、報告が。このたびESOTERIC K-05を我が家に迎えることができました。以前からマイシステムを満足のいくものにしたいと考えたときに、SACD/CDプレーヤーの刷新は必要であると考えてきました。さらにもうひとつ、パワーアンプの力不足を感じています。ではどちらを優先させるかとなりますが、この四畳半でTHIEL CS2.3を使用したときに生じる欠乏感は、実はパワーよりも情報量だったのです。もう一点、先にパワーアンプを導入した場合に露わになるであろう情報量の不足感は次の機器のために資金を貯める際に、結構なストレスとなりそうだったのです。これらのことから、K-05を先に導入しました。


今の音を忘れないうちに、K-05のインプレッションを残しておこうと思います。もう一ヶ月ほど使用しましたが、色々弄ってみてCDを聴く為の勘どころを捕まえました。アップコンバートは使用したほうが耳当たりがよく滑らかです。僕は4倍にしています。そしてデジタルフィルターですが、OFFと四種類のフィルターが選べます。大きく分けて2つのフィルターからなり、FIR型とショートディレイ型があります。僕には何のことかよくわかりませんが、聴き比べれば確かに違います。FIR型はゴージャスです。逆にショートディレイは耳当たりよくマイルドです。OFFは透明度の高い音がします。エソテリックさんの推奨はOFFということで、色々聴いてみた結果、やはりOFFにたどり着きました。PCMらしい音がするのがOFFだったからです。DSDにコンバートする機能もあるのですが、これはあまり使いたいとは思いませんでした。PCMはPCMらしさを楽しむのが一番気持ちがいいと思うのです。

フィルターによって音色が違うので、インプレするのにもいちいち書いていくと退屈だなと思いました。ですので、4倍アップサンプリングでフィルターOFFの音を基準として書いておきます。空間は今まで使ったどのプレーヤーよりも広く、高さ方向、そして奥行きが広い印象がありました。響きの純度が高いです。ややクールで硬めの音色ですがそれだけにとどまらない多彩な音をきちんと描き分けるので、一辺倒というわけではありません。インプレは以上です。

これから共に音楽を楽しむ相棒として歓迎したいと思います。

僕にとっては、はじめてのVRDS-NEO機です。K-05はVRDS-NEOの中でもコストダウンしたVMK-5が使われているので、ESOTERICのプレーヤーを買うなら03シリーズ以上なんて声もあります。比較試聴したらそりゃ03に軍配が上がるでしょう。だから僕は今回このK-05を導入するに当たってK-03或いはK-03Xを聴かないように努めてきました。他にも対抗する機種があるにはあったのですが、今までの音を崩しても欲しい音調はESOTERICにしかなさそうだったのです。ですから預金残高のことさえ考えなければ、非常にハッピーな買い物でした。6/20加筆