Bedroom Audio Style

寝室で、気負わずに良い音と気持ちの良い住環境を求めていくトコロです。

ルームアコースティックの福音か?簾を導入する

今週末にもD-600sが修理から戻ってくるらしい。しかしその到着を待たず、ルームアコースティックの改善に取り組んでいたのだった。きっかけは6畳オーディオさんの簾の間。このアイデアは実に素晴らしいということで、早速ホームセンターに簾を買いに走った。しかし季節柄残っていたのは三本だけしかも一本は長さが微妙に短いという有様。ええいままよ、と全部持ち帰りとりあえずの体で貼り付けてみた。ちょっとそっけない感じになったので空いたスペースに絵など飾ってみた。


スピーカーの背面はこれまで炭グッズを貼り付けたりして、吸音させたことはあった。しかし良くも悪くも影響が大きすぎて常用するには使いづらかったが、簾は実に穏やかな効き心地だ。背面へ放射される音の粒子を細かく砕くような印象で、奥行き感がまず良くなった。次に定位がきっちりとし、ベースやバスドラムが中央下へ位置していたものがかなり中央よりに位置するようになった。位置関係が自然に感じる。音場感がよくなり音に広がりが出たようだ。実際に音場が広がったわけではないのだが、空間の中に音のあるなしがよりはっきりしたと言えばわかりやすいだろうか。三本で千円しないことを考えるととんでもないコストパフォーマンスだ。

現状、とりあえず貼っただけなので、簾を貼る位置の微調整などをこれからきっちりやっていきたいと思う。D-600sが戻ってくればまた印象も変わるだろうし、週末が楽しみでしかたない。