通勤通学の時間に心地よい刺激を求めてHA-FXT90
どうも最近電車内で刺激が足りないなと感じながら数か月。購入してしまいました。イヤホンにはあまりお金をかけないのが流儀なのですが、ちょっとここは奮発してみました。こんなことを書くとイヤホンに熱心になっている方々から大目玉を食らいそうですが。しかし発売当初は一万くらいしたのですから奮発と言っても妥当だと思うのですがどうでしょう。
FXT90はカーボンナノチューブ振動板とカーボン振動板をツイン駆動させるという一風変わったつくり。そのあたりの詳細は他のサイトに譲るとして、あっさりとしたファーストインプレを。使用環境はiPod nanoを中心にCDP(LUXMAN D-600s)直出しです。PCにはあのLXU-OT2を使用していますので、そこは参考程度にとどめています。低域はかなり締まっていてツインだからという理由で低域を求めてはいけないと思います。ただし質の良い低域で見通しの良い音です。中域高域には押し出し感があり、独特のノリがあります。中域には特に厚みがあり、いい意味での主張があります。高域は繊細で解像感も高く、品のいいのが特徴です。決して艶々しているとか潤いがあるタイプではありません。しかし、少し乾いた皮のパンッと張ったような音はなかなか他では得られないのではないでしょうか。ケーブルはやや硬めで絡みにくいのが高評価です。タッチノイズはそれほど気になりません。
以上のインプレはオーディオテクニカのイヤーピース、ファインフィットのSサイズを使用したときのものです。付属でついてきたものは耳に合わずファインフィットを使用しました。
Victor ステレオ ミニヘッドホン ブラック HA-FXT90
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ビクター (2011-04-20)
売り上げランキング: 11,009
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