Bedroom Audio Style

寝室で、気負わずに良い音と気持ちの良い住環境を求めていくトコロです。

東北地方太平洋沖地震で被災された皆様へお見舞いを申し上げます

また、被災されずとも復興を支援してくださるすべての方々と、落ち着いて生活をされている日本全国の皆様へ感謝と敬意を表します。

オーディオブログにてこうしたトピックを扱うことに関して葛藤がありましたが、日本が遭遇した未曾有の大災害において、オーディオや音楽の持つ力を活かそうではないかとの発案から今回記事にいたします。

私、imaizumiは今回運よく被災を免れましたが、震度6弱の揺れに襲われました。幸運にも寝室四畳半にいたため、スピーカーの転倒を防ぐことができましたが、東日本のオーディオ店ではトールボーイ型スピーカーの転倒が相次いだと聞きます。私のところでは揺れに対する傾きは少なかったものの、オーディオボードの面積が小さく、スピーカーがはみ出て倒れかけるといった事象が起こりました。このことから鑑みるに安定性は十分であったが、スピーカーに対する二段目のボードの面積が足りなかったという結論に至りました。スピーカーのアンダーボードに関してはこれから改めて検討をしていきたいと思います。

東日本では現状、電力が足りていません。そのため計画停電が行われているわけですが、オーディオのための電力をどうするか、音楽好きやオーディオマニアは考えなければいけません。消費電力の大きいシステムをお使いの方は、消費電力の小さなデジタルアンプを利用する等ができれば素晴らしいことだと思います。しかしながら、私があえて訴えたいのは、音楽を聴くことを我慢して、あなたの精神や体調を崩されますことを危惧しています。なるべく普段どおりの生活をすることが、復興につながると私は考えています。節電できるところはできるだけ、そうでないところは普段どおりを心がけたいと思います。

こんなときだからこそ、経済をもっと回そうと思っています。直接、義援金を送ったり募金をしたりするほかにできることがあります。それは消費をすることです。CDを買う、ハイレゾ音源をダウンロードする、日用品の買占めなどせず、普段どおりの消費をして(できればいつもより多めに買って)経済が回っていくことが自然と復興への近道になります。ごくごく当たり前のことかもしれませんが、強調したいと思います。

日々報道される映像などを見ていると自身の無力感や怒りに囚われることがあるかもしれません。そんなときはテレビを消して好きな音楽を聴きましょう。あなたが元気で明日を迎えることが困難な状況にある被災者への助けになるのです。こんなときだからこそ音楽の力を積極的に借りましょう。今までわれわれがそうしてきたように。

被災された方々、復興を支援してくださる皆様が少しでも早く落ち着いて音楽を楽しめる日が来ることをお祈り申し上げます。